「美容院でスマホをいじりたいけど、美容師さんに失礼かな…」「仕上がりに影響があったらどうしよう…」なんて、気になったことはありませんか?
実は、ほとんどの美容師は「気にならない」と感じていますが、タイミングによっては施術の妨げになり、失敗の原因になることも。この記事では、美容師の本音を交えながら、スマホOKな場面とNGな場面を徹底解説します。
1. 結論:美容院でスマホをいじるのは基本OK!
美容院の椅子に座ったとき、「スマホ、見ててもいいのかな…」「美容師さんに失礼だと思われないかな?」と、ふと気になった経験はありませんか。周りのお客さんが雑誌を読んだり、美容師さんとおしゃべりしたりしている中で、自分だけスマホをいじっていると、なんとなく落ち着かない気持ちになるかもしれません。
しかし、結論から言うと、美容院でスマホをいじるのは基本的に全く問題ありません。多くの美容師さんは、お客様がリラックスして過ごしてくれることを一番に考えています。無理に会話を探したり、興味のない雑誌に目を通したりするよりも、ご自身のスマホで好きな動画を見たり、SNSをチェックしたりして、思い思いの時間を過ごしていただく方が、美容師さんにとっても嬉しいことなのです。
むしろ、お客様が自由に過ごせるための大切なツールとして、スマホの存在を好意的に捉えている美容師さんがほとんどなので、どうぞ安心してください。
1-1. 9割以上の美容師が「気にならない」と回答
ある調査では、実に9割以上もの美容師さんが「お客様がスマホをいじっていても気にならない」と回答しています。この数字は、美容師さんがいかにお客様の過ごしやすさを重視しているかの表れと言えるでしょう。特に、「初対面の人と話すのが少し苦手…」「今日は疲れているから静かに過ごしたい」と感じているお客様にとって、スマホは救世主のような存在かもしれません。
美容師さん側も、「無理に会話を続けさせてしまって、かえって気を使わせていないだろうか」と心配することがあるため、お客様がスマホに集中している姿を見ると、「リラックスできているんだな」と安心するケースが多いのです。カラーやパーマの薬剤を塗布した後の放置時間などは、どうしても手持ち無沙汰になりがちです。
そんな時、スマホがあれば、溜まっていたメールを返信したり、見たかったYouTubeの動画を楽しんだり、有意義な時間に変わります。お客様が気詰まりな思いをせず、自分らしく快適な時間を過ごせるのであれば、スマホを見ることは美容師さんにとっても「むしろありがたい」ことなのです。
1-2. ただし施術の妨げになる場合は美容師から声かけすることも
「スマホOK」が基本ルールではありますが、一つだけ注意点があります。それは、お客様の安全やヘアスタイルの仕上がりに影響が出てしまう可能性がある場合です。例えば、カット中にスマホに夢中になって深くうつむいてしまうと、髪の長さやバランスに微妙なズレが生じてしまいます。美容師はミリ単位でスタイルを調整しているため、ほんの少しの頭の傾きが、仕上がりのクオリティを大きく左右してしまうのです。
また、カウンセリングでお客様の希望を伺っている際に、スマホ画面に視線が落ちていると、微妙なニュアンスが伝わりにくくなることもあります。
このような場合、美容師はプロとして最高の仕上がりを提供するために、「少しだけお顔を上げてもらえますか?」「仕上がりのイメージを共有したいので、こちらを見てもらってもよろしいですか?」といった声かけをすることがあります。これは決してスマホをいじることを責めているわけではなく、お客様と協力して理想のヘアスタイルを創り上げるための、大切なお願いだと理解していただけると幸いです。
1-3.【体験談】「スマホ見てたら希望と違う髪型に…」なんて失敗も
「スマホを見ていただけなのに…」そんな油断が、思わぬ失敗につながることもあります。実際にあった失敗談をいくつかご紹介しましょう。
【ケース1:前髪を切りすぎたAさんの場合】
「カットの最中、友人からのLINEに返信しようと夢中になって、少しうつむき加減になってしまいました。美容師さんも特に何も言わなかったので気にしていなかったのですが、仕上がって鏡を見たら『あれ?思ったより前髪が短い…』。顔を上げたときの長さと、下を向いていた時の長さでズレが生じてしまったようです。ほんの数ミリのことですが、前髪の印象は大きいので、しばらく憂鬱な気分で過ごすことになりました。」
【ケース2:希望と違うカラーになったBさんの場合】
「カウンセリングで理想の髪色の画像を美容師さんに見せ、『こんな感じのアッシュ系で』とお願いしました。その後、美容師さんがカラーのトーンについて細かく説明してくれていたのですが、ちょうど仕事の緊急メールが届き、スマホに気を取られて生返事をしてしまったんです。結果、私がイメージしていたよりワントーン暗い仕上がりに…。後から聞くと、美容師さんは『暗めと明るめ、どちらがよろしいですか?』と最終確認をしてくれていたそうで、私が適当に頷いてしまったのが原因でした。」
これらの失敗談からわかるように、施術の妨げになるタイミングでの「ながらスマホ」は、せっかくの美容院での時間を台無しにしてしまう可能性があります。大切なのは、スマホを使っても良い時間と、少しだけ我慢する時間のメリハリをつけることなのです。
2.【美容師の本音】実はこう思っている!スマホをいじるお客様への本音
お客様がリラックスして過ごしてくれるなら、スマホをいじるのは大歓迎というのが美容師の基本的なスタンスです。しかし、その裏側にはもう少し複雑な本音も隠されています。ここでは、普段はなかなか聞くことのできない、スマホをいじるお客様に対する美容師のリアルな気持ちを、3つの側面に分けてご紹介します。お客様への配慮と、プロとしての切実な願い。その両方を知ることで、お互いにとってより快適な時間が生まれるはずです。
2-1.「会話が苦手なお客様にはむしろありがたい」
「美容師さんと何を話せばいいんだろう…」と、会話に苦手意識を持っているお客様は、実は少なくありません。そして、その緊張感は美容師側にも伝わっています。「無理にお話をさせてしまって、かえって気疲れさせていないだろうか」「沈黙が続いて気まずい思いをさせていないか」と、お客様の心中を察して気を配っている美容師は多いのです。
そんな時、お客様がご自身のスマホを取り出して、好きな動画を見たり、SNSをチェックしたりして集中してくれると、美容師側も「リラックスできているんだな」と、正直ホッとします。無理に共通の話題を探して会話を続けるよりも、お客様が自分の世界に没頭して心地よい時間を過ごしてくれている方が、お互いにとって精神的な負担が少ないのです。
スマホは、お客様と美容師の間の「気まずい沈黙」を埋めてくれる、いわば救世主のような存在。お客様が心からリラックスできる環境を提供することこそが最高のおもてなしだと考えているため、「会話が苦手なら、どうぞスマホをご覧ください」というのが多くの美容師の本音です。
2-2.「放置時間の手持ち無沙汰を解消してあげたい」
ヘアカラーの薬剤が浸透するのを待つ時間や、パーマのロッドを巻いた後の放置時間。美容院での施術には、どうしてもお客様を一人でお待たせしてしまう時間が生まれます。この「手持ち無沙汰」になりがちな時間を、お客様にどう快適に過ごしてもらうかは、美容師にとっても大切なテーマです。
もちろん、店内にはファッション誌や週刊誌などをご用意していますが、必ずしもお好みの雑誌があるとは限りません。その点、お客様ご自身のスマホであれば、見たいと思っていたドラマの続きを見たり、好きなアーティストのミュージックビデオを楽しんだり、溜まっていたメールを返信したりと、時間を有効に活用できます。
美容師としては、この待ち時間を「退屈な時間」ではなく、「お客様だけの自由時間」として満喫してほしいと考えています。お客様がスマホの画面を見ながら楽しそうに過ごしている姿を見ると、「この時間を有効に使ってもらえて良かった」と、私たち美容師も嬉しくなるのです。どうぞ、ご自身の好きなことをして、有意義な待ち時間をお過ごしください。
2-3.「ただし施術に集中させてほしいのが本音」
ここまではお客様への配慮の側面をお伝えしましたが、プロとして譲れない本音もあります。それは、「最高のヘアスタイルを創るために、施術中は集中させてほしい」ということです。特に、ハサミを使ってミリ単位の調整を行うカット中は、お客様の頭の角度が少しでも変わると、仕上がりのラインが大きく崩れてしまいます。
例えば、襟足ギリギリのシャープなボブスタイルを創る際、お客様がスマホに夢中になって深くうつむいてしまうと、顔を上げた時に襟足のラインがガタガタになってしまう危険性があります。また、美容師が「少し右を向いてください」「まっすぐ前をお願いします」といった施術に必要な声かけをしているにも関わらず、スマホに集中するあまり聞こえていなかったり、反応が遅れたりすると、作業がスムーズに進みません。
これは決してスマホをいじることが悪いと言いたいわけではなく、「お客様と二人三脚で、最高の作品を創り上げたい」という美容師の真剣な想いの表れなのです。施術の妨げになる重要な局面では、少しだけスマホから顔を上げて、施術に協力してほしい。これが、お客様の髪に責任を持つプロとしての、一番切実な願いです。
3.【タイミング別】美容院でスマホをいじってOKな場面
「美容院でスマホをいじるのは基本OK」と言われても、具体的にどのタイミングなら心置きなく使えるのか、気になりますよね。美容師さんも施術に集中しているし、どのタイミングでスマホを取り出すのがベストなのか、案外迷ってしまうものです。
そこでこの章では、「この時間なら全く問題なし!」「むしろ有効活用してください!」と美容師さんも太鼓判を押す、スマホをいじってOKな具体的な場面を4つご紹介します。これらの「ゴールデンタイム」を覚えておけば、周りの目を気にすることなく、リラックスして自分の時間を過ごせますよ。
3-1. 受付を済ませた後の待ち時間
お店に到着し、受付を済ませてから席に案内され、担当の美容師さんが来てくれるまでの時間。この時間は、最も気兼ねなくスマホを使えるタイミングと言えるでしょう。まだ施術は始まっておらず、美容師さんも準備をしている段階なので、誰に気を使う必要もありません。
むしろ、手持ち無沙汰にキョロキョロしてしまうより、スマホを見てリラックスして待っている方が、お客様にとっても楽なはずです。この時間に溜まっていたLINEを返信したり、SNSをチェックしたり、これから観る動画を選んだりしておくのがおすすめです。施術が始まる前のウォーミングアップとして、自分のペースでゆったりと過ごしてください。
3-2. カラーやパーマなどの放置時間
カラー剤を塗り終わった後や、パーマのロッドを巻き終わった後など、薬剤が髪に浸透するのを待つ「放置時間」。これも、スマホを満喫できる絶好のチャンスです。この時間は、美容師さんが一度その場を離れることが多く、お客様は10分〜20分程度、一人で待つことになります。
美容師側も、この時間を「お客様を退屈にさせてしまう申し訳ない時間」ではなく、「お客様が自由に過ごせるプライベートな時間」と考えています。もちろん、店内に用意された雑誌を読むのも素敵ですが、ご自身のスマホなら、好きなドラマの続きを観たり、読みかけの電子書籍に没頭したりと、よりパーソナルな時間の使い方ができますよね。
「この時間があるから、美容院に行くのが楽しみ」と思っていただけるよう、どうぞご自身の好きなコンテンツを心ゆくまで楽しんでください。
3-3. トリートメントの浸透を待つ時間
シャンプー台でのトリートメントや、席に戻ってからスチーマー(蒸気をあてる機械)を使いながら栄養を浸透させる時間も、スマホOKなタイミングです。特に、スチーマーを当てている間は、じんわりと温かい蒸気に包まれてリラックス効果も抜群。目を閉じて癒やされるのも最高ですが、もちろんスマホを見て過ごすのも全く問題ありません。
髪の毛に栄養がグングン浸透していくのを待ちながら、スマホで好きな情報を取り入れる。まさに、髪と心の両方に栄養を与えるような、贅沢な時間と言えるでしょう。美容師さんも、お客様がリラックスして過ごしてくれているなら、その方法は問いません。
3-4. 長時間の縮毛矯正やデジタルパーマの施術中
施術時間が3時間以上にも及ぶことがある、縮毛矯正やデジタルパーマ。このような長丁場の施術では、ずっと美容師さんと話し続けるのも、かえって疲れてしまいますよね。もちろん、美容師さんもその点は十分に理解しています。薬剤を塗って時間を置く、一度流して乾かす、アイロンで熱を加える…といったように、工程の合間には必ず待ち時間が生まれます。
こうした長時間の施術における待ち時間は、まさに「スマホ推奨タイム」です。映画を1本観たり、溜まっていた仕事をメールで片付けたりと、まとまった時間だからこそできる時間の使い方が可能です。「長丁場なので、どうぞ楽にしてくださいね」というのが美容師の本音。ただし、アイロンでクセを伸ばす工程や、ロットを巻く細かな作業中は、美容師さんが集中していますので、その時だけは少し協力してあげると、お互いに気持ちよくスムーズに施術が進みますよ。
4.【絶対やめて!】スマホがNGなタイミングと”その理由”
多くの美容院では、お客様にリラックスして過ごしていただくために、スマホの使用を歓迎しています。しかし、最高のヘアスタイルを創り上げるためには、お客様と美容師の二人三脚が不可欠。どうしても「この瞬間だけはスマホから意識を離して、施術に協力してほしい!」と美容師が切に願うタイミングが存在するのです。
それは、決して「お客様の時間を奪いたい」からではありません。むしろ逆で、お客様の貴重な時間とお金を無駄にしないため、そして120%満足のいく仕上がりを実現するための、プロとしてのお願いなのです。ここでは、なぜそのタイミングでスマホがNGなのか、具体的な理由とともに詳しく解説していきます。この数分間のご協力が、仕上がりのクオリティを劇的に左右することを、ぜひ知っておいてください。
4-1. カウンセリング中:イメージの共有が最重要
美容院での滞在時間のうち、最も重要と言っても過言ではないのが、施術前に行うカウンセリングです。この時間は、単に「こんな感じで」とオーダーを伝えるだけのものではありません。「なりたい髪型の設計図」をお客様と美容師が一緒に作り上げていく、非常にクリエイティブで繊細な時間なのです。美容師は、お客様が口にする言葉はもちろんのこと、その時の表情、声のトーン、雰囲気といった言葉にならない情報からも「本当になりたいイメージ」を必死に読み取ろうとしています。
例えば、「少し明るめのブラウンで」というオーダー一つとっても、お客様がイメージする「少し」と美容師が考える「少し」には、微妙なズレがあるかもしれません。そのズレを埋めるために、美容師はヘアカタログの色見本を見せながら「このくらいの明るさですか?」「こちらの赤みを抑えた色味はいかがでしょう?」と、お客様の表情を伺いながら提案を重ねます。
この時、もしお客様がスマホの画面に視線を落としてしまっていると、その微妙なニュアンスの共有ができません。結果として、「思ったより明るくなりすぎた…」「こんな色にしたかったわけじゃないのに…」といった、残念なすれ違いが起こる最大の原因となってしまうのです。
もちろん、スマホに保存した「なりたい髪型」の画像を見せるのは大歓迎です。しかし、イメージのすり合わせが始まったら、一度スマホを置いて、鏡の中の自分と美容師に集中していただくことが、理想のスタイルへの一番の近道になります。
4-2. カット中:少しの頭の傾きが仕上がりの命取りに
「ちょっとスマホを見るくらい、大丈夫でしょ?」…そう思われるかもしれませんが、カット中、特に繊細な作業をしている時のスマホ操作は、仕上がりを台無しにしかねない非常に危険な行為です。美容師のカットは、皆様が想像する以上にミリ単位の精度で行われています。特に、ボブやショートカットのライン、顔周りのレイヤー、前髪のデザインなど、数ミリのズレが全体のバランスを大きく崩してしまうのです。ここで、具体的な例を挙げてみましょう。
- ケース1:襟足ギリギリのボブを切る時
お客様が下を向いてスマホを見ていると、首の後ろの皮膚や髪が伸びた状態になります。その状態で完璧な水平ラインでカットしても、顔を上げた瞬間に襟足の髪が内側に入り込み、ラインがガタガタになってしまうのです。 - ケース2:前髪をカットする時
ほんの少し顎を引いたり、首を傾けたりするだけで、前髪の長さや角度は簡単に変わってしまいます。「眉毛が見えるくらいの長さで」とお願いしたはずが、切り終わってまっすぐ前を向いたら「思ったより短くてオン眉になってしまった…」という悲劇は、この頭の傾きが原因であることがほとんどです。
美容師は、お客様の骨格や髪の生えグセを見極め、頭がまっすぐな状態を基準にカットを進めています。施術中に美容師が「少し顎を引いてください」「まっすぐ前を見てください」とお願いするのは、まさにこのため。最高のクオリティを提供するために全神経を集中させているので、カットの間だけは、スマホを置いてご協力いただけると、美容師としても非常にありがたいのです。
4-3. シャンプー中:リラックス効果が半減&水没の危険も
美容院でのシャンプーは、多くの人が楽しみにしている癒やしの時間ではないでしょうか。しかし、シャンプー台でスマホをいじるのは、二つの大きな理由からおすすめできません。一つ目は、せっかくのリラックス効果が半減してしまうこと。暖かいお湯の温もり、心地よい指圧、良い香りのシャンプー…これらを五感で味わうことで、心身ともにリラックスできます。
ところが、スマホを操作していると、画面に集中するために首や肩に無意識に力が入ってしまい、全くリラックスできません。また、スマホを落とさないように気を張っている状態では、癒やし効果は期待できないでしょう。二つ目の理由は、スマホの水没や故障という物理的なリスクです。
シャンプー台は常に水やお湯、そしてシャンプーやトリートメントといった薬剤が飛び交う場所です。どんなに気をつけていても、手元が滑ってスマホをシンクに落としてしまう可能性はゼロではありません。
万が一、高価なスマートフォンが水没してしまっても、お店側で補償することは非常に困難です。「お客様の大切なスマホを危険に晒したくない」というのが美容師の本音。せっかくのシャンプータイムは、スマホの心配から解放されて、目を閉じて頭皮マッサージをじっくりと味わう、贅沢な時間にしてください。
4-4. 美容師が話しかけている時:施術に必要なコミュニケーションはとって
「会話は苦手だから、スマホを見ておこう」という方も多いと思いますが、美容師からの話しかけの中には、安全な施術と理想の仕上がりに不可欠な「業務連絡」が含まれています。お客様がイヤホンをして動画に没頭していたり、SNSに夢中になったりしていると、この重要なサインを聞き逃してしまう恐れがあるのです。具体的には、以下のような確認事項が挙げられます。
- 薬剤の確認:「カラー剤、しみていませんか?」「かゆいところはありませんか?」
- 温度の確認:「お湯の温度は熱くないですか?」「ドライヤー、熱かったら教えてください」
- 長さやデザインの確認:「前髪の長さ、このくらいでいかがですか?」「もみあげは短くして大丈夫ですか?」
これらの問いかけに気づかず、生返事をしてしまうと、どうなるでしょうか。本当はカラー剤が頭皮にしみて痛かったのに我慢してしまい、後で頭皮が荒れてしまうかもしれません。本当はもう少し長く残したかった前髪を、バッサリ切られてしまうかもしれません。雑談は無理にする必要はありませんが、美容師が何かを確認するために話しかけた際は、少しだけスマホから意識を離し、きちんとコミュニケーションを取っていただけると、お互いにとって安全で満足のいく結果につながります。
4-5. 会計・次回予約の相談時:お金やスケジュールは正確に確認
施術がすべて終わり、素敵になったヘアスタイルで迎えるお会計の時間。この最後の数分間も、実は大切なコミュニケーションの場です。スマホの画面を見ながらお財布を出したり、ポイントカードを探したりしていると、金額の聞き間違いやお釣りの確認ミスといった、お金に関するトラブルが起きやすくなります。
また、多くの美容師は、この最後の時間に、今日施術したスタイルのご自宅での再現方法や、おすすめのスタイリング剤、次回のメンテナンス時期の目安など、貴重なアドバイスをお伝えしています。せっかくプロからのアドバイスがもらえるチャンスを、スマホに夢中で聞き逃してしまうのは、非常にもったいないことです。
さらに、次回予約の日程を決める際も注意が必要です。スマホのスケジュールアプリを確認するのはもちろんOKですが、SNSをチェックしながら上の空で日程を決めてしまうと、後でダブルブッキングに気づく…なんてことにもなりかねません。最後まで気持ちよく美容院での時間を締めくくるためにも、お会計と最後のコミュニケーションの時だけは、スマホをバッグにしまい、美容師と向き合っていただけると幸いです。
5.【準備が9割】来店前にやると快適度がアップするスマホ活用術
「美容院の予約を入れた瞬間」から、あなたの理想のヘアスタイル作りは、実はもう始まっています。当日、席に座ってから「さて、どうしようか…」と悩むのではなく、ほんの少し事前準備をしておくだけで、美容師とのイメージ共有が驚くほどスムーズになり、仕上がりの満足度が格段にアップするのです。
ここでは、美容院での時間をより快適で、より有意義なものにするための「スマホを使った事前準備テクニック」を4つご紹介します。このひと手間が、未来のあなたを最高に輝かせるための、一番の近道になるはずです。
5-1.「なりたい髪型」の画像は複数アングルで3枚以上保存しておく
カウンセリングの際に「こんな感じにしたい」と1枚の写真を見せる方は多いですが、理想のスタイルを完璧に共有するためには、実は情報不足なことが多いのです。なぜなら、その1枚が奇跡的に撮れた「奇跡の1枚」かもしれないから。正面から見ると完璧でも、横顔のラインや後ろから見たときのシルエット、髪が動いた時のニュアンスが、あなたのイメージとは違う可能性があります。
そこで強くおすすめしたいのが、「正面」「サイド(左右両方)」「バック」といった、異なるアングルから撮影された画像を最低でも3枚以上用意しておくことです。InstagramやPinterestなどのアプリで、「#ボブヘアー」「#韓国風ヘア」「#ウルフカット」といったハッシュタグで検索すれば、プロの美容師が投稿した質の高いスタイル写真が山ほど見つかります。特に、美容師が投稿しているスタイルは様々な角度からの写真がセットになっていることが多いので、イメージ共有には最適です。
さらに、最近では15秒程度の短い動画(リール動画など)でヘアスタイルを紹介している投稿も増えています。動画は、髪の質感や動き、光に当たった時の透明感など、静止画では伝わりにくいリアルな雰囲気を共有できるため、非常に有効なツールと言えるでしょう。複数の角度からの情報をインプットすることで、美容師はあなたの「なりたいイメージ」を立体的かつ正確に理解し、骨格や髪質に合わせた最適な提案をしやすくなるのです。
5-2.「なりたくない髪型」の画像も用意すると失敗が激減する
「なりたいイメージ」を伝えるのと同じくらい、いえ、もしかしたらそれ以上に重要なのが、「こうはなりたくない」というNGイメージを共有することです。「おまかせで」とオーダーして、想像と全く違う仕上がりになってしまった…という悲しい経験は、この「NGイメージ」の共有不足が原因であることがほとんど。例えば、あなたが「ウルフカットにしたい」と伝えたとします。
しかし、一言で「ウルフカット」と言っても、襟足の長さやレイヤーの入れ方、顔周りのデザインによって、その印象は千差万別です。そこで、「こういう襟足が長いスタイルは苦手で…」「トップが短すぎてマッシュルームみたいになるのは避けたいです」といった形で、具体的なNG画像を見せることで、失敗のリスクを劇的に減らすことができます。
これは、カラーリングでも同じことが言えます。「明るめのブラウンにしたい」という希望とともに、「でも、赤みが強く出るのは嫌です」「キンキンに黄色っぽくなるのは避けたい」とNG例を写真で見せれば、美容師はあなたの「譲れないポイント」を正確に把握できます。「好き」を伝えるよりも「嫌い」を伝える方が、実はイメージのズレは起こりにくいもの。
理想のスタイルを探している時に、「これは素敵だけど、自分には似合わなそうだな」と感じた画像も、あえて「NGフォルダ」に保存しておく。この少しの工夫が、カウンセリングの精度を飛躍的に高め、「思ったのと違う…」という悲劇からあなたを守ってくれるはずです。
5-3. ワイヤレスイヤホンを持参し、観たい動画はダウンロードしておく
カラーやパーマの放置時間、縮毛矯正などの長丁場の施術中は、スマホが最高の相棒になります。この時間を最大限に楽しむために、ぜひ準備しておきたいのが「ワイヤレスイヤホン」と「オフライン保存した動画や音楽」です。なぜ、わざわざ「ワイヤレス」にこだわるのか。
それは、コード付きのイヤホンだと、ケープの中でコードが絡まったり、シャンプー台への移動時に引っかかったり、最悪の場合、カラー剤やパーマ液が付着してしまうリスクがあるからです。その点、ワイヤレスイヤホンなら、耳にはめるだけなので施術の邪魔になることはありません。
そして、もう一つのポイントが「動画の事前ダウンロード」。美容院によっては、お客様用のフリーWi-Fiを提供している場所もありますが、多くのお客様が同時に接続するため通信速度が遅かったり、お店の構造上、席によっては電波が届きにくいことも少なくありません。いざ動画を見ようと思ったら、読み込みが遅くてイライラ…なんてことになったら、せっかくのリラックスタイムが台無しです。
NetflixやAmazon Prime Video、YouTube Premiumなどのサービスを利用して、自宅のWi-Fi環境であらかじめ観たい映画やドラマを数本ダウンロードしておけば、通信量を気にすることなく、電波状況にも左右されずに、快適な映像体験ができます。もちろん、周囲への音漏れには十分配慮するのが大人のマナーです。
5-4. 予約サイトの要望欄で「静かに過ごしたい」と事前に伝えておく
「美容師さんとの会話は少し苦手…」「今日は仕事で疲れているから、静かに本でも読んで過ごしたいな」そう思っていても、いざ席に着くとなかなか言い出しにくいものですよね。そんな方にこそ活用してほしいのが、ホットペッパービューティーなどのネット予約サイトに必ず設けられている「要望・備考欄」です。
この欄に、あらかじめ「どのように過ごしたいか」を正直に記入しておくことで、驚くほど快適な時間を過ごせるようになります。口頭で伝えるのは少し勇気がいることでも、文章でなら気軽に伝えられるという方は多いはず。例えば、以下のように書いてみましょう。
- (例文1)「仕事帰りで少し疲れているため、雑誌を読みながら静かに過ごせると嬉しいです。施術に関する質問にはもちろんお答えします!」
- (例文2)「会話は少し苦手なので、必要最低限のコミュニケーションでお願いできますでしょうか。どうぞよろしくお願いいたします。」
このように事前に伝えておくことで、美容師側も「お客様は今日、静かにリラックスしたいんだな」と察して、無理に会話を振ることなく、施術に集中してくれます。これは決して美容師に対して失礼なことではありません。むしろ、お客様が何を望んでいるのかを事前に知ることができるため、美容師にとっても「どう接すればお客様に喜んでもらえるか」が明確になり、ありがたい情報なのです。お互いにとって気持ちの良い時間を過ごすために、ぜひこの「要望欄」を有効活用してみてください。
6.【スマホ疲れのあなたへ】美容院でのスマホ以外の有意義な過ごし方
毎日仕事やプライベートでスマホとにらめっこ…。せっかく美容院という非日常的な空間に来たのなら、思い切ってスマホをバッグにしまい、心と体をリフレッシュさせてみませんか。実は、美容院にはスマホ以上にあなたの時間を豊かにしてくれる、たくさんの魅力が隠されています。
ここでは、ついついスマホを見てしまいがちな時間を、もっと有意義でリラックスできるものに変えるための過ごし方をご紹介します。デジタルデトックスも兼ねて、美容院でしかできない特別な体験を味わってみましょう。
6-1. 美容師との会話を楽しむ(髪の悩み、ケア方法、雑談など)
目の前にいる美容師さんは、数多くのお客様の髪に触れてきた「髪のプロフェッショナル」です。こんな絶好の機会を、ただスマホを眺めて過ごすのはもったいないかもしれません。普段から気になっている些細な髪の悩みを相談する、最高のチャンスと捉えてみましょう。
- 「最近、髪のパサつきがひどいんですけど、家でできるケアってありますか?」
- 「朝のスタイリングが5分で決まる、簡単なコテの使い方を教えてほしいです!」
- 「自分に似合う髪色が分からなくて…私の肌の色にはどんなカラーがおすすめですか?」
このように、具体的な悩みを打ち明けることで、プロならではの視点から的確なアドバイスをもらえるはずです。また、髪の専門的な話だけでなく、グルメや旅行、最近見た映画の話など、何気ない雑談から美容師さんの人柄を知るのも楽しいひとときです。
「〇〇さんのおすすめのカフェ、この前行ってきました!」なんて会話が、次回来店時の楽しみにつながることもあります。コミュニケーションを通じて信頼関係を築くことで、あなたの好みや髪質をより深く理解してもらえるようになり、「次もこの人にお願いしたい」と思える、生涯のパートナーのような存在になるかもしれません。
6-2. 店内に置いてあるファッション誌やヘアカタログを読む
美容院は、いわば「トレンド情報の発信基地」です。普段はなかなか手に取らないような最新のファッション誌やライフスタイル誌、カルチャー誌などが豊富に揃っています。スマホの画面では得られない、大きな紙面でプロが撮影した美しい写真や、練られた特集記事を読む時間は、新たなインスピレーションを与えてくれるでしょう。
特に、多種多様なスタイルが掲載されているヘアカタログは、次回の髪型を考える上で最高の参考書になります。パラパラとめくっているうちに、「こんなパーマスタイルもいいな」「この前髪、可愛いかも」といった新しい発見がきっとあるはずです。
最近では、iPadなどのタブレット端末を導入し、数百種類以上の雑誌が読み放題というサービスを提供しているサロンも増えています。これなら、読みたい雑誌が他の人に使われていて読めない、という心配もありません。スマホでSNSをチェックするのとは一味違う、質の高い情報に触れることで、感性を磨く良い機会になります。
6-3. 目を閉じてマッサージやシャンプーをじっくり味わう
美容院での施術の中で、最も癒やされる時間といえば、やはりシャンプーやヘッドスパではないでしょうか。この「極上のリラックスタイム」を最大限に味わうためにも、ぜひスマホは置いて、静かに目を閉じてみてください。スマホを見ていると、どうしても首や肩に無駄な力が入ってしまい、せっかくのリラックス効果が半減してしまいます。
目を閉じて、五感を研ぎ澄ませてみましょう。頭皮のツボを的確に捉えるプロの指圧、心地よい水圧と温度、耳元で聞こえるやさしい水音、そしてふんわりと香るシャンプーやトリートメントのアロマ…。その一つひとつを丁寧に感じることで、日々の疲れやストレスがすーっと溶けていくのを感じられるはずです。
あまりの心地よさに、ついウトウトと眠ってしまっても全く問題ありません。むしろ、それは心身ともにリラックスできている証拠。美容師さんも「気持ちよさそうだな」と嬉しく思うものです。頭のてっぺんからリフレッシュすることで、施術後のすっきり感は格別なものになるでしょう。
6-4. あえて何もしないで思考をリセットする
情報過多の現代社会において、「何もしない時間」は非常に贅沢で、貴重なものです。常に何かをインプットし続けている脳を休ませるために、美容院での時間を「意識的なデジタルデトックス」の機会として活用してみてはいかがでしょうか。スマホの電源をオフにするか、マナーモードにしてバッグの奥にしまい、ただぼーっと過ごしてみるのです。
窓の外を行き交う人々を眺めたり、店内に流れるBGMに耳を傾けたり、リズミカルに響くハサミの音やドライヤーの温かい風を感じたり…。あえて何もしないことで、普段は気づかなかった小さな発見があったり、ごちゃごちゃしていた頭の中が整理されて、新しいアイデアが浮かんでくることもあります。
数時間、デジタルデバイスから意識的に距離を置くことで、施術が終わる頃には、髪だけでなく頭の中まですっきりとリフレッシュされていることに気づくはずです。忙しい日常から少しだけ離れて、自分自身と向き合う静かな時間は、きっと想像以上に価値のあるものになります。
7.【これってどうなの?】美容院でのスマホに関するQ&A
美容院でスマホを使っていると、「これって美容師さんに迷惑じゃないかな?」「こんな時、どうするのが正解なんだろう?」と、ふと疑問に思う細かなシチュエーションがありますよね。ここでは、そんな美容院でのスマホにまつわる「よくある質問」にお答えします。いざという時にスマートに対応できるよう、ぜひ参考にしてください。
7-1. Q. どうしても仕事の連絡を見ないといけない時はどうする?
A. 結論から言うと、事前に「仕事の連絡が入るかもしれない」と美容師さんに一言伝えておくのが最もスマートな対応です。
もちろん、緊急の連絡であれば確認するのは当然のことです。しかし、何も言わずに突然スマホを操作し始めると、美容師さんは「施術に集中できていないのかな?」「何かお気に召さないことがあっただろうか?」と不安に感じてしまうかもしれません。
来店した際や、カウンセリングの時に、「すみません、もしかしたら仕事で急ぎの連絡が入るかもしれないので、その際は少しだけスマホを確認してもよろしいでしょうか?」と、あらかじめ伝えておきましょう。そうすれば、美容師さんも状況を理解した上で、「カラーの放置時間中ならゆっくり見られますよ」「今なら大丈夫ですよ」など、連絡を確認しやすいタイミングを教えてくれるはずです。
もし、カット中などの施術を中断せざるを得ないような本当に緊急の連絡が入った場合は、「大変申し訳ありません。どうしても今返信が必要な連絡でして…」と正直に伝えれば、ほとんどの美容師さんは快く対応してくれます。大切なのは、お互いが気持ちよく過ごすための、ほんの少しのコミュニケーションです。
7-2. Q. スマホを落として髪の毛まみれになったら?
A. 慌てて自分で対処しようとせず、まずは美容師さんに声をかけるのが正解です。
床に落ちたスマホを拾い上げると、細かく切られた髪の毛がびっしり…そんな経験がある方もいるかもしれません。この時、やってしまいがちなNG行動が、ティッシュやハンカチでゴシゴシと拭き取ろうとすること。実は、布で拭くと静電気が発生し、かえって髪の毛がスマホに吸い寄せられるように張り付いてしまい、余計に取れなくなってしまうのです。特に、スピーカーの穴や充電ポートの隙間に入り込んだ髪の毛は、故障の原因にもなりかねません。
美容師さんに「すみません、スマホを落としてしまって…」と伝えれば、きっと手際よく対応してくれます。美容師さんはこういった事態に慣れており、多くの場合、ドライヤーの冷風を使って一気に髪の毛を吹き飛ばしてくれます。これが最も安全で確実な方法です。
ただし、美容師さんは善意で手伝ってくれますが、万が一落とした衝撃でスマホが故障してしまっても、それは自己責任の範囲内です。そうならないためにも、首から提げられるスマホストラップを活用するなど、落下防止の対策をしておくとより安心ですね。
7-3. Q. 充電をお願いしてもいい?
A. 多くのお店で対応可能ですが、事前に確認するのが確実です。
カラーや縮毛矯正など、施術時間が長くなるとスマートフォンのバッテリー残量が心もとなくなることもありますよね。最近では、お客様へのサービスの一環として、充電サービスを提供している美容院は非常に多いです。
お願いするタイミングとしては、受付時や席に案内された直後など、施術が本格的に始まる前に尋ねるのがスマートです。「お忙しいところ申し訳ないのですが、スマートフォンの充電をお願いすることはできますか?」と丁寧に聞いてみましょう。
その際、ご自身の充電器やケーブルも一緒に持参すると、美容師さんからも大変喜ばれます。もちろん、お店によってはiPhone用やAndroid用のType-Cケーブルなどを数種類用意してくれている場合もありますが、必ずしも自分の機種に対応しているとは限りません。自分のものを持参すれば、美容師さんがわざわざ他のスタッフに確認したり、ケーブルを探したりする手間を省くことができます。
また、最近では各座席にお客様用のコンセントやUSBポートが完備されているサロンも増えています。ホットペッパービューティーなどの予約サイトで、「設備」の欄に「コンセント利用可」といった記載があるか事前にチェックしておくのも良い方法です。「充電させてもらって当たり前」という態度ではなく、感謝の気持ちを伝えてお願いすることが大切です。
8. まとめ:TPOをわきまえ、お互いが気持ち良い時間を過ごそう
今回は、美容院でのスマートフォンの利用について、美容師さんの本音から具体的なOK・NGのタイミング、さらには便利な活用術まで詳しく解説してきました。
結論として、美容院でスマホをいじることは、基本的に全く問題ありません。多くの美容師さんは、お客様がリラックスして過ごしてくれることを一番に願っています。会話が苦手な方にとっては、スマホが良いクッションになることも理解してくれていますし、カラーやパーマの長い放置時間に手持ち無沙汰になるのを防ぐための大切なツールであることもわかっています。
ただし、忘れてはいけない最も大切なことは、「美容院は、あなたと美容師さんが協力して理想のヘアスタイルを創り上げる場所である」ということです。
この記事でご紹介したポイントを、最後にもう一度おさらいしておきましょう。
- スマホOKなのは「手が止まる」時間:カラーの放置時間やトリートメントの浸透を待つ間など、施術に影響がないタイミングなら心置きなく楽しんで問題ありません。
- スマホNGなのは「手が動き、会話が必要な」時間:カウンセリング、カット、シャンプー、会計時などは、施術のクオリティや安全性、正確なコミュニケーションのためにスマホから一旦手を離すのがマナーです。
- 少しの配慮が大きな違いを生む:カット中にほんの少し下を向くだけで、仕上がりのラインは数ミリ単位でずれてしまいます。「自分は大丈夫」と思っても、美容師さんにとっては非常に繊細な作業の妨げになっている可能性があることを心に留めておきましょう。
- 「静かに過ごしたい」は伝えてOK:スマホを触る理由が「会話が苦手だから」という場合は、予約時の要望欄やカウンセリングで「静かに過ごしたいです」と事前に伝えておくことで、お互いに気まずい思いをせず、よりリラックスした時間を過ごせます。
美容師さんは、あなたの髪を素敵にしたいという想いを持った技術者です。その想いに応えるためにも、TPOをわきまえたスマホの利用を心がけ、必要な場面ではしっかりとコミュニケーションをとることが、結果的にあなたの「なりたい姿」を叶える一番の近道になります。
ルールやマナーというと少し堅苦しく聞こえるかもしれませんが、これはお互いが気持ちよく、そして最高の仕上がりを目指すための「思いやり」です。ぜひ次回の美容院からは、この記事を参考にして、スマホと上手に付き合いながら、あなたにとって最高のサロンタイムを過ごしてくださいね。

