美容院の予約をするのに電話ではなんて言えばいいの?初心者でも安心の伝え方

「美容院に電話したいけど、なんて言えばいいか分からず緊張する…」そんな経験はありませんか?

実は、ちょっとした準備と会話の流れを知るだけで、電話予約はとてもスムーズになります。この記事では、電話ならではのメリットから、かける前の準備、そのまま使える会話の台本までを徹底解説します。

目次

1. 【はじめに】なぜ今、電話予約?ネット予約にはない3つのメリット

「予約ならスマホでサクッとできるし、電話は緊張する…」と感じる方も多いかもしれません。たしかに、24時間いつでも思い立った時に予約できるネット予約は非常に便利です。

しかし、あえて「電話予約」を選ぶことには、ネット予約にはない大きなメリットが3つ隠されています。特に、初めての美容院や、髪型についてじっくり相談したいと考えている方にとっては、電話予約の方が安心で、より満足度の高い結果につながることがあります。

ここでは、そんな電話予約ならではの魅力について、詳しくご紹介します。

1-1. メニューの細かい相談や髪の悩みを直接伝えられる安心感

電話予約の最大のメリットは、プロである美容師さんに髪の悩みや希望メニューについて直接相談できる点にあります。ネット予約の備考欄だけでは伝えきれない、細かなニュアンスや不安をその場で解消できるのは、電話ならではの大きな安心感です。

例えば、以下のような具体的な質問も、電話ならすぐに回答を得られます。

  • 「今の髪の長さで、希望しているデジタルパーマは綺麗にかかりますか?」
  • 「縮毛矯正とカラーを同じ日に施術したいのですが、髪へのダメージはどのくらいになりますか?」
  • 「初めてブリーチをするのですが、色落ちの過程や自宅でのケア方法について詳しく教えてほしいです。」

施術の可否はもちろん、おおよその所要時間や料金も事前に把握できるため、来店後の「こんなはずじゃなかった…」というミスマッチを防ぐことにもつながります。

あなたの髪質や状態を口頭で伝えることで、美容師さんも事前にある程度のイメージを持つことができ、当日のカウンセリングが非常にスムーズに進むでしょう。

1-2. その場で予約が確定するスピード感

電話をかけたその場で予約が確定するスピード感も、電話予約の大きな魅力です。

ネット予約の場合、システムによっては「リクエスト予約」となり、お店からの確定連絡を待たなければならないケースや、稀にダブルブッキングが発生してしまう可能性もゼロではありません。

  • 「明日の面接の前に、どうしても今日中に髪を切りたい!」
  • 「急に予定が空いたから、今から行ける美容院を探したい」

そんな緊急性の高い時でも、電話ならリアルタイムの空き状況を確認し、その場で予約を完了させることができます。予約がすぐに確定することで、その後のスケジュールも立てやすくなり、確実性を求める方にとっては非常に心強い方法と言えるでしょう。

1-3. Webに掲載されていない空き時間を案内してもらえる可能性

「ネット予約を見たら、希望の時間は全部×印で埋まっていた…」と諦めてしまうのは、まだ早いかもしれません。実は、Webの予約システム上では埋まっているように見えても、電話で問い合わせると予約が取れるケースがあります。

これは、予約システムが「カットなら60分」「カット+カラーなら120分」というように、決まった時間枠で管理されているためです。例えば、予約と予約の間に45分だけといった微妙な空き時間がある場合、システム上では予約不可(×)と表示されてしまいます。

しかし、電話で「前髪カットだけなのですが…」と相談すれば、「その時間でしたらご案内できますよ!」と柔軟に対応してもらえる可能性があります。

また、急なキャンセルが出た直後で、まだシステムに反映されていない「隠れた空き枠」を案内してもらえることも。どうしても行きたい日時がある場合は、一度電話で直接問い合わせてみる価値は十分にあります。

2. 【まず確認】美容院への電話予約、かける前に準備する7つのこと

いざ美容院に電話をかけるとなると、緊張してしまって何を伝えればいいか分からなくなってしまうことも。スムーズでミスのない予約をするためには、事前の準備が何よりも大切です。

電話をかける前に、これからご紹介する7つの項目をメモに書き出しておくと、落ち着いて話すことができますよ。少しの手間をかけるだけで、美容師さんにも「しっかりしたお客さんだな」という良い印象を与えられます。

2-1. 希望の日時を第3希望までリストアップしておく

まず最初に、行きたい日時を複数リストアップしておきましょう。特に、週末や平日の夕方以降は予約が集中しやすいため、第1希望の日時がすでに埋まっている可能性が高いです。

そんな時に「えっと、じゃあ…」と慌ててしまわないように、あらかじめ第2、第3希望まで考えておくと、お店側も代わりの日時を提案しやすくなり、会話が非常にスムーズに進みます。

【準備のポイント】

  • 第1希望:12月10日(水)15時
  • 第2希望:12月11日(木)午前中
  • 第3希望:12月13日(土)17時以降

このように、具体的な日時だけでなく、「〇日の午前中」や「〇曜日の夕方以降」といった幅を持たせた希望を伝えると、空いている時間帯を提案してもらいやすくなります。手帳やカレンダーアプリを見ながら、ご自身のスケジュールと照らし合わせて候補を3つほど用意しておきましょう。

2-2. やってほしい髪型・メニューを具体的に決めておく

次に、「何をしに美容院へ行くのか」を明確に伝えられるように準備します。なぜなら、予約するメニューによって、確保すべき施術時間や、場合によっては担当できるスタイリストが変わってくるからです。

例えば、「カット」だけなら60分程度ですが、「カットと縮毛矯正」となると3時間以上の枠が必要になります。

  • 「カットをお願いします。」
  • 「カットと、イルミナカラーをお願いしたいです。」
  • 「髪質改善で話題の、TOKIOトリートメントだけお願いできますか?」

このように、できるだけ具体的にメニューを伝えられると、予約がスムーズです。もし、やりたいメニューが複数ある場合や、まだ迷っている場合は、正直にその旨を伝えましょう。

「カットで予約して、カラーをするかどうかは当日髪の状態を見て相談したいのですが、可能ですか?」と伝えれば、相談時間を含めて予約枠を確保してもらえます。

2-3. 担当者の指名は?スタイリストの名前をフルネームで確認

お気に入りのスタイリストさんや、インスタグラムで見て気になっている方がいる場合は、指名予約をしましょう。「前回担当していただいた〇〇さんで」と伝えるだけで、あなたの髪質や好みを理解してくれている安心感があります。

指名をする際に注意したいのが、スタイリストさんの名前をフルネームで正確に伝えることです。美容院によっては同姓のスタッフが在籍している可能性もあるため、「田中さん」だけだと、どちらの田中さんか分からず、お店側を困らせてしまうかもしれません。

事前に公式サイトのスタッフ紹介ページや、ホットペッパービューティーなどで名前を確認し、メモしておくと確実です。特に指名がない場合は、「どなたでも大丈夫です」や「ご指名はありません」と伝えればOKです。

なお、スタイリストによっては指名料(例:550円、1,100円など)が別途かかる場合があるので、気になる方は予約時に確認しておくと良いでしょう。

2-4. 自分の名前(フルネーム)と電話番号をすぐに言えるようにしておく

予約の際には、必ずお客様情報として「お名前」と「お電話番号」を聞かれます。これは基本的なことですが、いざ聞かれると「えーっと…」と言葉に詰まってしまうこともあるかもしれません。

特に、ご自身の携帯電話番号を暗記していない方は、すぐに伝えられるようにメモしておきましょう。

名前は、同姓の方との間違いを防ぐためにも、必ずフルネームで伝えます。電話番号は、予約日時の間違いや、万が一の緊急連絡の際に使われる大切な情報です。ハキハキと正確に伝えることで、お互いの確認がスムーズに進みます。

2-5. 【所要時間の目安】メニューにかかる時間を把握しておく

予約したいメニューに、どのくらいの時間がかかるのかを事前に把握しておくことも大切です。おおよその所要時間が分かっていれば、美容院の後のスケジュールも立てやすくなります。

公式サイトや予約サイトにメニューごとの所要時間が記載されていることが多いので、一度チェックしてみましょう。

【一般的な所要時間の目安】

  • カット:約60分
  • カット+カラー(リタッチ):約120分
  • カット+カラー(全体):約120分~150分
  • カット+パーマ:約120分~150分
  • カット+縮毛矯正:約180分~240分
  • トリートメントのみ:約30分~60分

もちろん、これはあくまで目安です。髪の長さや量、髪の状態によって時間は前後します。もしWEBサイトに記載がない場合や、正確な時間を知りたい場合は、電話予約の際に「カットとカラーだと、時間はどのくらい見ておけばいいですか?」と直接質問してみましょう。

2-6. 【料金確認】利用したいクーポンや割引があれば手元に準備

もし利用したいクーポンや割引サービスがある場合は、その情報をすぐに伝えられるように手元に準備しておきましょう。例えば、「公式サイトの初回限定クーポンを使いたいのですが」や「ホットペッパービューティーの学割U24のクーポンは使えますか?」といった形で伝えます。

クーポンを利用する上で最も重要なのが、利用条件を事前にしっかり確認しておくことです。

「平日限定」「〇〇円以上のメニューで利用可」「スタイリスト〇〇は指名不可」といった条件が付いていることがよくあります。電話口でクーポン名を伝えた際に、お店側から利用条件について確認されることもあるでしょう。

事前に内容を把握しておけば、会計時の「このクーポンは使えませんでした…」という悲しいトラブルを防ぐことができます。

2-7. 【意外と重要】お店の電話番号と営業時間を再確認

最後に、意外と見落としがちなのが、お店の基本情報を再確認しておくことです。電話番号を間違えて、全く違うお店や個人宅にかけてしまうのは避けたいもの。スマホで検索した番号を、もう一度公式サイトなどで確認する癖をつけましょう。

また、営業時間と合わせて「電話受付時間」や「定休日」も必ずチェックしてください。

特に、カラーやパーマの「最終受付時間」は、閉店時間よりも早く設定されていることがほとんどです。「20時まで営業しているから、19時半に電話しても大丈夫だろう」と思っても、電話受付は18時で終了しているケースもあります。

定休日や、忙しい時間帯を避けて電話をかけるのが、スマートな大人のマナーです。

3. 【完全マニュアル】美容院の電話予約で使える会話の台本と流れ

事前の準備が万全でも、いざ電話をかけるとなると「何をどの順番で話せばいいんだっけ?」と焦ってしまうもの。でも、大丈夫です。美容院への電話予約には、基本的な「型」があります。

ここでは、そっくりそのまま使える会話のシミュレーションと、様々な状況に対応できる応用フレーズ集をご用意しました。このマニュアルを読めば、もう電話予約は怖くありません。

3-1. 予約の基本フレーズと会話シミュレーション

まずは、最も基本的な電話予約の会話の流れを見ていきましょう。伝えるべきことは、事前に準備した7つの項目です。以下のシミュレーションを参考に、ご自身の状況に置き換えてみてください。

【電話予約の基本シミュレーション】

美容師:「お電話ありがとうございます。ヘアサロン『EARTH』でございます。」

あなた:「お忙しいところ恐れ入ります。予約をお願いしたいのですが。」

美容師:「ありがとうございます。初めてのご利用でしょうか?」

あなた:「はい、初めてです。(※リピーターの場合は「以前、一度利用しました」などと伝える)」

美容師:「ご希望の日時はございますか?」

あなた:「12月10日の水曜日、午後3時頃は空いていますでしょうか?」

美容師:「少々お待ちください。…申し訳ございません、その時間帯はあいにく予約が埋まっておりまして。同じ日の午後5時以降か、翌日の11日の木曜日午前中でしたらご案内できますが、いかがでしょうか?」

あなた:「でしたら、11日の木曜日の午前11時でお願いします。」

美容師:「かしこまりました。11日木曜日午前11時ですね。本日のメニューはお決まりですか?」

あなた:「カットとイルミナカラーをお願いします。」

美容師:「カットとイルミナカラーですね。担当者のご指名はございますか?」

あなた:「はい、サイトを拝見しまして、田中あゆみさんでお願いしたいです。」

美容師:「かしこまりました。それでは最後に、お名前とご連絡先のお電話番号をお願いいたします。」

あなた:「はい、名前は山田花子です。電話番号は、090-1234-5678です。」

美容師:「ありがとうございます。それではご予約内容の確認をさせていただきます。12月11日木曜日の午前11時から、山田花子(やまだはなこ)様、カットとイルミナカラー、ご指名は田中あゆみが担当させていただきます。こちらの内容でよろしいでしょうか?」

あなた:「はい、そちらでお願いします。」

美容師:「ありがとうございます。当日はお気をつけてお越しくださいませ。」

あなた:「よろしくお願いいたします。失礼いたします。」

3-2. 【応用編】こんな時なんて言う?シーン別会話フレーズ集

基本的な流れは掴めましたか?ここからは、「こんな時、なんて言えばスマートに伝わるんだろう?」という疑問にお答えする、シーン別の応用フレーズ集です。ぜひ参考にしてください。

3-2-1. 初めて行く美容院の場合

「初めてなのですが」
初めて利用する美容院に電話する際は、会話の冒頭で「初めてです」と伝えるのが鉄則です。なぜなら、美容院側は新規のお客様のために、カルテを作成したり、通常よりカウンセリング時間を長めに確保したりする必要があるからです。

  • 「お忙しいところ恐れ入ります。初めてなのですが、予約をお願いできますでしょうか?」
  • 「ホットペッパービューティーを見てお電話しました。初めての利用になります。」

3-2-2. 指名したいスタイリストがいる場合

「田中さんご指名で」
担当してもらいたいスタイリストが決まっている場合は、メニューを伝えるタイミングか、お店側から聞かれたタイミングでハッキリと伝えましょう。準備の章でも触れましたが、同姓のスタッフがいる可能性を考慮し、必ずフルネームで伝えるのが親切です。

  • 「担当の方は、田中あゆみさんでお願いしたいのですが、ご都合いかがでしょうか?」
  • 「(ご指名はございますか?と聞かれて)はい、〇〇さんをご指名でお願いします。」

3-2-3. メニューがまだ決まっていない場合

「カットで予約して、カラーは当日相談したい」
「カラーやパーマをするか迷っている」「自分にどんな髪型が似合うか相談したい」というケースは少なくありません。そんな時は、無理にメニューを決め打ちせず、正直に「相談したい」と伝えましょう。そうすることで、美容院側もカウンセリング時間を十分に確保した上で予約枠を取ってくれます。

  • カットで予約をお願いしたいのですが、カラーを追加するかは当日髪の状態を見てご相談してもよろしいでしょうか?
  • 「髪型を迷っているので、カウンセリングで相談してからメニューを決めたいのですが、可能ですか?」

3-2-4. 予約可能な時間を先に聞きたい場合

「今週の土日で空いている時間はありますか?」
自分のスケジュールに比較的余裕があり、「この日のこの時間」というピンポイントの希望がない場合は、先に美容院側の空き状況を聞いてしまうのがスムーズです。お店側も予約台帳を見ながら提案しやすくなります。

  • 今週の土曜日の午後で、カットとカラーで予約できる時間はありますでしょうか?
  • 平日の夕方以降で、比較的空いている曜日や時間帯はありますか?」

3-2-5. 料金や所要時間を知りたい場合

「カットとカラーだと料金と時間はどのくらいかかりますか?」
料金や施術時間について電話で質問するのは、決して失礼なことではありません。むしろ、会計時のトラブルを避けるためにも、気になる点は事前に確認しておくべきです。

  • カットとイルミナカラーをお願いした場合、おおよその料金と所要時間を教えていただけますか?」
  • 「(料金を聞いた後で)ちなみに、私の髪の長さだとロング料金はかかりますでしょうか?

3-2-6. 友人や家族など、2人以上で予約したい場合

「2名でお願いしたいのですが」
お友達や親子、カップルで一緒に美容院へ行きたい場合は、まず最初に「人数」を伝えましょう。お店側は、その人数分のスタッフと席を同時に確保できるかを確認する必要があります。

  • 2名で予約をお願いしたいのですが、同じ時間帯でお願いできますか?」
  • 母と2人でお願いしたいのですが、1人はカット、もう1人はカットとカラーです。」

3-2-7. 希望のスタイリストの空きがない場合

「田中さんがご不在の場合、他の方だといつ空いていますか?」
人気のスタイリストさんは、予約が数週間先まで埋まっていることも珍しくありません。もし希望の日時で予約が取れなくても、がっかりする必要はありません。別の候補日を尋ねたり、代わりのスタイリストさんを提案してもらったりと、柔軟に対応しましょう。

  • 「さようでございますか。では、田中さんのご予約で、一番早く空いている日時はいつになりますか?」
  • 「今回は急いでいるので、もしよろしければ田中さんがご不在の場合、他の方でお願いすることは可能でしょうか?

4. 【これで安心】美容院の電話予約でよくある質問(Q&A)

美容院への電話予約には、些細な疑問や不安がつきものですよね。「こんなこと聞いたら迷惑かな?」「もしうまく話せなかったらどうしよう…」そんな心配はもう不要です。

ここでは、多くの人が抱えがちな質問とそのスマートな解決策をQ&A形式でまとめました。

4-1. Q. 当日予約や直前の予約は迷惑になりますか?

A. 全く迷惑ではありません。むしろ歓迎されることも多いです。

「今日、急に時間ができたから美容院に行きたい!」と思い立つことは誰にでもあるはずです。美容院側も、急なキャンセルで予約枠が空いてしまうことがあるため、当日や直前の予約はむしろありがたいと考えている場合が少なくありません。

ネット予約では締め切られていても、電話をしてみたら「15時から1時間だけならカットできますよ!」といったように、隙間の時間に入れる可能性もあります。

ただし、土日祝日や人気のスタイリストさんは予約が埋まっている可能性が高いことは理解しておきましょう。電話をかける際は、「本日の午後、カットで空いている時間はございますか?」のように、時間を限定せずにお店の空き状況を尋ねるのがおすすめです。

4-2. Q. 電話が聞き取れなかったり、緊張してうまく話せなかったりしたらどうすればいい?

A. 焦らず、正直に伝えれば全く問題ありません。

美容師さんは、毎日何件も電話対応をしているプロです。お客様が緊張していることや、周りの騒音で聞こえにくい状況があることも十分に理解しています。

もし相手の声が聞き取れなかった場合は、「申し訳ございません、少しお電話が遠いようなので、もう一度お伺いしてもよろしいでしょうか?」と正直に聞き返しましょう。

また、緊張してしまい何を話せばいいか分からなくなってしまったら、事前に用意したメモを見ながら、「すみません、少し緊張しておりまして…」と一言添えるだけで、相手も優しくリードしてくれます。大切なのは、うまく話すことよりも、予約したいという意思を誠実に伝えることです。

4-3. Q. 予約の変更やキャンセルは電話ですべき?いつまでに連絡すればいい?

A. 予約の変更やキャンセルは、わかった時点ですぐに電話で連絡するのが鉄則です。

急な予定が入ってしまうのは仕方のないことです。大切なのは、その後の対応です。美容院は、あなたのためにスタイリストのスケジュールと席を確保して待っています。連絡が早ければ早いほど、キャンセル待ちをしていた他のお客様を案内できるため、お店の損失を防ぐことにつながります。

【連絡のタイミング】

  • 理想: 前日の営業時間内まで
  • 遅くとも: 予約時間の2~3時間前には連絡しましょう。

最も避けるべきは「無断キャンセル」です。これはお店に多大な迷惑をかけるだけでなく、今後の予約をお断りされてしまう可能性もある非常に失礼な行為です。必ず、一本電話を入れるようにしてください。

4-4. Q. 遅刻しそうな時の正しい連絡方法と伝え方

A. 遅刻が確定したその瞬間に、すぐに電話で連絡しましょう。

交通機関の遅延や不測の事態で、予約時間に間に合わないこともあります。その際も、わかった時点で連絡を入れるのが最低限のマナーです。5分や10分の遅刻でも、その後の予約に影響が出る可能性があるため、「これくらいなら大丈夫だろう」と自己判断せず、必ず連絡してください。

【伝えるべきこと】

  1. 予約している名前と時間
  2. 遅刻する旨と、何分くらい遅れそうか
  3. (可能であれば)遅刻の簡単な理由

【会話フレーズ例】
「お世話になっております。本日14時に予約しております山田と申します。申し訳ございません、電車の遅延で到着が15分ほど遅れてしまいそうなのですが、施術は可能でしょうか?」

大幅な遅刻の場合、予約状況によってはカットとカラーの予定がカットのみになるなど、施術メニューの変更を提案されることもあります。お店側の提案に素直に従いましょう。

4-5. Q. 子供を連れて行ってもいい?予約時に伝えるべきこと

A. 必ず予約時に「お子様を連れて行っても大丈夫か」を確認してください。

美容院には、ハサミや高温になるヘアアイロン、お客様によってはアレルギー反応を起こす可能性のある薬剤など、お子様にとって危険なものがたくさんあります。また、静かにリラックスしたい他のお客様への配慮も必要です。

そのため、お子様連れが可能かどうかは、お店の方針によって大きく異なります。電話予約の際に、以下の点を必ず伝え、お店の指示に従いましょう。

  • 子供を連れて行きたい旨
  • お子様の年齢と人数
  • 施術中、お子様が一人で待っていられるか

「2歳の子供を一人連れて行きたいのですが、ベビーカーのまま待たせておくことは可能でしょうか?」のように具体的に伝えると、お店側も判断しやすくなります。最近ではキッズスペースが完備されていたり、個室を用意してくれたりするサロンもありますので、まずは相談してみることが大切です。

4-6. Q. 高校生・学生でも電話予約して大丈夫?

A. もちろん、全く問題ありません。安心して電話してください。

美容院は、年齢に関わらず全てのお客様を歓迎しています。高校生や大学生の方が一人で電話予約をすることは、ごく普通のことです。

むしろ、多くの美容院では「学割メニュー」を用意しているため、予約時に「高校生です」「大学生です」と伝えることで、お得な料金で施術を受けられる可能性があります。大人と同じように、丁寧な言葉遣いを心がければ、何も心配することはありません。勇気を出して、お気に入りのサロンに電話してみましょう。

4-7. Q. 電話で指名料やロング料金について聞いてもいい?

A. はい、遠慮なく聞いてください。むしろ、会計トラブルを避けるために事前に確認しておくことを強くおすすめします。

料金に関する質問は、決して失礼なことではありません。「ホームページに書いてあった料金と違う!」といった事態を避けるためにも、不明瞭な点は予約の段階でクリアにしておくべきです。

特に、以下の料金は美容院によって設定が異なるため、確認しておくと安心です。

  • 指名料: スタイリストさんを指名した場合にかかる追加料金
  • ロング料金: 髪の長さ(肩下、胸下など)によって加算される料金

【会話フレーズ例】
「カットとカラーでお願いしたいのですが、私の髪の長さは胸くらいです。ロング料金はかかりますでしょうか?」
「サイトで拝見した田中さんを指名したいのですが、指名料はおいくらになりますか?」

美容院側も、お客様に納得してサービスを受けてもらいたいと考えています。お金に関する質問も、コミュニケーションの一つと捉え、気軽に尋ねてみましょう。

5. 【印象アップ】美容院の電話予約で「また来たい」と思わせる4つのコツ

美容院の予約は、電話をかけた瞬間から始まっています。顔が見えないからこそ、あなたの声や話し方が第一印象を決定づける大切な要素になります。

ここで紹介する4つのコツを実践するだけで、美容師さんに「丁寧で素敵なお客様だな」と感じてもらい、来店前から良好な関係を築くことができます。少しの気遣いで、当日のサービスがより心温まるものになるかもしれません。

5-1. 忙しい時間帯(開店直後、12時~14時、週末)を避けて電話する

美容院に電話をかける際は、相手への配慮として「時間帯」を意識することが非常に重要です。実は、美容院には施術や会計が集中する「ピークタイム」が存在します。

【特に忙しい時間帯】

  • 開店直後(例:10時~11時頃): 朝礼やお店の準備、予約の最終確認でスタッフが慌ただしく動いています。
  • お昼時(例:12時~14時頃): お客様の出入りが激しくなり、施術の傍らで会計業務も重なる時間帯です。
  • 週末や祝日: 言わずもがな、終日混雑していることがほとんどです。
  • 営業終了間際: 片付けや最後の施術に入っているため、落ち着いて電話対応ができない場合があります。

こうした時間帯に電話をすると、スタッフが施術の手を止めて対応することになり、十分に話を聞いてもらえなかったり、何度も保留にされたりする可能性があります。

そこでおすすめなのが、平日の14時〜16時頃です。この時間帯は比較的お客様が少なく、店内が落ち着いている「アイドルタイム」であることが多いため、美容師さんも心に余裕を持って、あなたの細かい相談や質問にじっくりと対応してくれます。

5-2. ハキハキと明るい声で、丁寧に話す

電話予約では、あなたの声が唯一のコミュニケーションツールです。ボソボソとした小さな声や、早口で聞き取りにくい話し方では、お互いに何度も聞き返すことになり、スムーズな予約ができません。

少しだけ口角を上げることを意識して話すだけで、声のトーンは自然と明るくなり、相手にポジティブな印象を与えます。「もしもし」という第一声から、「〇〇と申します」と名乗る際まで、いつもより少しだけ声を張って、ハキハキと話すことを心がけましょう。

また、言うまでもありませんが、丁寧な言葉遣いは社会人としての基本マナーです。「予約したいんだけど」といったフランクな話し方ではなく、「〇〇のメニューで予約をお願いしたいのですが、よろしいでしょうか?」のように、クッション言葉を使いながら丁寧に話すことで、お店側も「大切なお客様」としてあなたを迎え入れてくれます。

5-3. 予約完了後、最後にもう一度「お名前と予約日時」を復唱して確認する

予約内容の聞き間違いは、意外と起こりやすいトラブルの一つです。「14時で予約したつもりが、本当は15時だった」「希望したメニューが正しく伝わっていなかった」といった事態を避けるために、電話の最後に予約内容を復唱して確認する習慣をつけましょう。

これは、予約ミスを防ぐだけでなく、「きちんと話を聞いてくれる、しっかりした人だな」という丁寧な印象を与える効果もあります。

【復唱のフレーズ例】
「復唱させていただきます。12月20日水曜日の15時から、山田花子の名前で、カットとカラーでよろしいでしょうか?」

このように、以下の3点を自分の口からもう一度繰り返すことで、美容師さんも「はい、間違いございません」と最終確認ができます。

  • 予約日時
  • 自分のフルネーム
  • メニュー内容

この一手間がお互いの安心感につながり、当日「予約が入っていない!」といった最悪の事態を100%防ぐことができます。

5-4. 最後に「お忙しいところありがとうございました」と感謝を伝える

予約が無事に完了し、電話を切る前。この最後の瞬間に、あなたの印象を決定づける魔法の言葉があります。それが「感謝の言葉」です。

美容師さんは、施術の手を止めてあなたの予約のために時間を使ってくれました。そのことに対して、ひと言お礼を伝えるだけで、お互いにとても気持ちよく電話を終えることができます。

【最後の挨拶フレーズ例】
「お忙しいところ、ご対応いただきありがとうございました。当日、よろしくお願いいたします。失礼いたします。」

「ありがとうございました」というシンプルな言葉でも構いません。この感謝のひと言があるかないかで、美容師さんがあなたに抱く印象は大きく変わります。

「次に来てくださるのが楽しみだな」「とても感じの良いお客様だったな」と思ってもらえれば、来店した際のコミュニケーションもより一層スムーズで楽しいものになるはずです。

6. 【要注意】美容院への電話予約でやってはいけないNGマナー

電話予約は便利な反面、ちょっとした配慮の欠如がお店に大きな迷惑をかけてしまうこともあります。知らず知らずのうちに「マナーの悪いお客様」というレッテルを貼られてしまわないよう、ここで紹介する3つのNGマナーは必ず避けるようにしましょう。

6-1. 無言キャンセル・予約時間直前のキャンセル

これは美容院に限らず、すべての予約サービスにおいて最もやってはいけない行為です。美容院は、あなたの予約のためにその時間枠を確保し、他のお客様からの予約を断っている可能性があります。特に、土日や祝日の人気時間帯であれば、キャンセル待ちをしていたお客様もいたかもしれません。

【美容院側で起こりうること】

  • 売上の損失: 本来その時間に入るはずだった売上がゼロになります。
  • 準備の無駄: 指名されたスタイリストはスケジュールを調整し、アシスタントもあなたの施術のために準備をしています。カラーやパーマの予約であれば、高価な薬剤を準備しているケースもあります。
  • 他のお客様への迷惑: あなたさえ連絡をくれれば、その時間に入りたかった別のお客様をご案内できたかもしれません。

体調不良や急な用事など、やむを得ない事情でキャンセルが必要になることは誰にでもあります。大切なのは、「行けない」と分かった時点ですぐに、必ず電話で連絡を入れることです。予約時間の間際になればなるほど、お店が被る損害は大きくなります。

無断キャンセルを繰り返すと、悪質な場合は予約を断られたり、キャンセル料を請求されたりすることもあるため、社会人としての最低限のマナーとして絶対にやめましょう。

6-2. 何度も電話をかけ直す

一度電話を切った後に、「あ、これも聞いておけばよかった!」と思い出して、短い間隔で何度も電話をかけ直す行為も、実は美容師さんを困らせる原因になります。

美容師さんは施術中であることがほとんどで、その度に手を止めて電話対応をしています。例えば、15時に予約の電話をした後、15時10分に「駐車場はありますか?」と電話し、さらに15時20分に「やっぱりトリートメントも追加できますか?」と電話する…といった行動は、お店の業務を著しく妨げてしまいます。

こうした事態を避けるためにも、「2. かける前に準備する7つのこと」で解説したように、聞きたいことや確認したいことは、あらかじめメモにまとめておくことが非常に重要です。質問事項をリストアップしておけば、一度の電話で全ての用件を済ませることができます。

6-3. BGMが騒がしい場所や電波の悪い場所からかける

「周りの音がうるさくて、声が聞き取れません!」「もしもし、電波が悪いようなので一度…」こんなやり取りは、お互いにとって大きなストレスになります。電話をかける際は、必ず静かで電波状況が安定している場所を選んでください。

例えば、以下のような場所からの電話は避けるべきです。

  • 駅のホームや電車の中
  • BGMの大きいカフェや商業施設
  • 強風が吹き荒れる屋外
  • 電波の入りにくい地下

騒がしい場所から電話をすると、お互いに何度も同じことを聞き返す必要があり、時間がかかるだけでなく、予約の日時や名前、メニュー内容などの重要な情報で聞き間違いが発生する大きな原因となります。

「14日(じゅうよっか)と4日(よっか)」の聞き間違いや、名前の漢字の聞き間違いなどは、こうした環境で起こりがちです。予約ミスという最悪の事態を避けるためにも、電話をかける前の一瞬、自分の周りの環境を確認する習慣をつけましょう。

7. 【予約後】電話を切った後にやるべきこと

「予約が取れてよかった!」と安心するのは、まだ少し早いかもしれません。

実は、電話を切った直後のちょっとした行動が、当日の満足度を大きく左右し、美容師さんとの信頼関係をより深いものにする鍵となります。ネット予約であれば予約完了メールやアプリの履歴が手元に残りますが、口頭でのやり取りが中心の電話予約は、記憶だけが頼りです。だからこそ、この後のひと手間が非常に重要になるのです。

ここでは、予約後に忘れずに行いたい2つの大切なことをご紹介します。このスマートな行動で、施術当日を万全の状態で迎えましょう。

7-1. 予約日時をすぐにカレンダーや手帳にメモする

電話予約で最も怖いのが「うっかり忘れ」や「勘違い」です。

人間の記憶は驚くほど曖昧で、「来週の水曜日の午後2時だったはず…」と時間を間違えたり、「予約したこと自体をすっかり忘れていた…」という事態は、誰にでも起こり得る悲劇です。こうした事態を100%防ぐために、電話を切ったその瞬間に、必ずカレンダーや手帳に予約情報を記録する習慣をつけましょう。

「後でやろう」と思った5分後には、別の用事で忘れてしまう可能性が高いのです。

最近では、GoogleカレンダーやTimeTreeといったスケジュール管理アプリが非常に便利です。友人や家族とスケジュールを共有している場合でも、自分の予定として入力しておけば一目瞭然。特に、以下の情報を詳細に入力しておくと、後で見返したときに分かりやすく、間違いを確実に防げます。

【メモしておくべき項目リスト】

  • 予約日時: 例)2026年1月15日(水)14:00〜
  • 美容院の名前: 例)〇〇ヘアサロン 銀座店(チェーン店の場合は支店名まで正確に)
  • 予約したメニュー: 例)カット+イルミナカラー+TOKIOトリートメント(初回限定クーポン利用)
  • 指名したスタイリスト名: 例)田中さん指名
  • お店の電話番号: 万が一の遅刻や急な変更の連絡用に、スマホの連絡先に登録しておくとさらに安心です。
  • おおよその料金: 電話で確認した場合、メモしておくと当日の会計がスムーズになり、予算オーバーの心配もありません。

さらに、絶対に忘れてはならないのが、スマートフォンのリマインダー(通知)機能を設定しておくことです。

「予約前日の18時」や「当日の朝9時」、「家を出るべき2時間前」など、複数のタイミングで通知が来るように設定すれば、多忙な毎日の中でも予約を忘れる心配はゼロになります。この一手間が、美容院に多大な迷惑をかけてしまう無断キャンセルや、焦って電話をかけることになる当日の遅刻といった最悪の事態を防ぎます。

それは、お店からの信頼を得るための、大人としての重要なマナーでもあるのです。

7-2. 事前カウンセリングシートなどがあれば記入しておく

最近では顧客満足度向上のため、予約完了後にSMS(ショートメッセージ)やメールで「事前カウンセリングシート」のURLが送られてくる美容院が増えています。

もしこのような案内が届いたら、「後でいいや」と後回しにせず、その日のうちに必ず記入しておくことを強くおすすめします。忘れてしまうだけでなく、当日直前に焦って記入すると、本当に伝えたいことが書けなくなってしまうからです。

事前カウンセリングシートでは、以下のようなことを質問されるのが一般的です。

  • 現在の髪の悩み(例:くせ毛で広がりやすい、トップのボリュームが欲しい、白髪が気になる、ダメージで指通りが悪い)
  • なりたい髪型のイメージ(画像を添付できる場合も多い)
  • 過去の施術履歴(例:3ヶ月前に縮毛矯正、1年前にブリーチ、半月前にホームカラーで黒染め)
  • アレルギーの有無や頭皮の状態で気になること(例:カラー剤でかぶれた経験がある、頭皮が乾燥しやすい)
  • 当日の過ごし方に関する希望(例:静かにリラックスしたい、会話を楽しみたい、雑誌をたくさん読みたい)

これを事前に伝えておくことには、美容師さんと自分自身の双方にとって、計り知れないメリットがあります。担当のスタイリストさんが来店前にあなたの要望や髪の状態を詳細に把握できるため、最適な薬剤を選定したり、施術プランを練ったりする時間が生まれます。

その結果、当日のカウンセリングが非常にスムーズに進み、施術そのものに使える時間が増えるのです。特に、ブリーチや縮毛矯正、黒染めといった複雑な履歴は、当日の仕上がりを大きく左右する最重要情報です。正直に伝えることで、美容師さんはリスクを回避し、あなたの理想を叶えるための最善策を提案してくれます。

もし事前カウンセリングシートがない場合でも、やるべきことはあります。InstagramやPinterestなどで「なりたい髪型のイメージ画像」を3〜5枚ほどスマートフォンに保存しておきましょう。

「こんな雰囲気になりたい」という理想のスタイルを、正面だけでなく、横や後ろからの写真も用意しておくと、イメージの共有度が格段にアップします。さらに、「こういう髪型・髪色は絶対に避けたい」というNG例の画像も準備しておくと、「こんなはずじゃなかった…」という悲しいミスマッチを防ぐための強力な武器になります。

「おまかせで」と頼んで失敗した経験がある人ほど、この準備があなたを救ってくれるはずです。